何のために、習い事をするの?― 学習習慣(継続して取り組む力)
- 13 時間前
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■何のために、習い事をするの?
「習い事って、何のためにするんだろう?」
「楽器を習うことで、何が身につくの?」
そんな疑問を持たれること、実はとても多いです。
楽器を習うことで得られるものはたくさんありますが、
今日はその中でも、とても大切な“ひとつの価値”についてお話しします。
■練習は必要ですか?
これも、よくいただく質問です。
結論から言うと、必要です。
「上手くなるため?」
もちろんそれもあります。
でも、私はもう少し別の視点で考えています。
■「練習=負担」ではなく「価値のあるプロセス」
よくこんな声を聞きます。
「水泳は行くだけでいいから楽」
「ピアノは家で練習しないといけないから大変」
でも、本当にそうでしょうか?
楽器の上達に必要なプロセスは、
実はどんな分野にも応用できる、とても本質的な力です。
大切なのは「ただ弾くこと」ではなく、
その過程にあります。
■上達の本質は、この“ループ”
楽器の練習には、こんな流れがあります。
・目標を決める
・どうしたら達成できるか考える
・実行する
・結果を確認する
・改善点を見つける
これを繰り返していく。
この“思考と実行のループ”こそが、価値です。
つまり、「思考×行動の習慣化」です。
同じ練習時間でも、精度はどんどん上がっていきます。
つまり、「時間の価値」を高められるようになります。
■結果よりも、大事なもの
もちろん、結果が出たら嬉しい。
それは間違いありません。
でも、たとえ思うような結果が出なかったとしても、
その過程で得られたものは必ずあります。
この考え方は、勉強でも、仕事でも、すべてに通じます。
■楽器だからこそ得られること
楽器の演奏は、
目・耳・指・頭…すべてを同時に使います。
いわば「全感覚を使ったトレーニング」。
さらに、身体を動かしながら行うため、
他の学びよりも少し難易度が高い分、得られるものも大きいのです。
■だから、先生がいる
このプロセスを、最初から一人で完璧にできる人はいません。
だからこそ、先生の存在はとても大切です。
もし一人でできたとしたら、それはもう天才です。
きっと先生はいらないでしょう。
だから、私たち講師がいます。
一人では難しいことも、
一緒ならできる。
そう信じて、少しずつできることを増やしていきます。
■本当に価値のあるものは、簡単には手に入らない
すぐに手に入るものもあるでしょう。
でも、本当に価値のあるものは、時間をかけて身につけるものです。
その場限りの「楽しさ」だけでなく、
丁寧に積み重ねた経験は、あとから大きな力になります。
そして、子ども時代に身につけたもの(習慣や価値観など)は、
その人の中に残り続け、
一生の土台となっていきます。
■限られた時間を、価値あるものに
子どもに与えられた時間は、決して無限ではありません。
だからこそ、
その時間をできるだけ意味のあるものにしたい。
よきレッスンと、よき練習で、
価値ある時間を一緒に生み出していきたいと思っています。


